安全に関する情報

機械的 / 物理的危険:

切削工具製品は使用中に衝撃により破損および飛散することがあります。

金属の切りくずは高温かつ鋭利であり、直接手で触れないでください。切りくずは皮膚の火傷および眼球の負傷の原因となることがあります。

使用の前にチップおよび付属部品がホルダーに正しく固定され、加工中に緩まないことを確認してください。大きすぎる突き出しは、ビビりの原因となり、工具破損に至るおそれがあります。

作業服や保護めがね等の適切な保護具を常に着用し、作業の前および作業中はすべての保護装置およびインターロック装置が有効に作動することを確認してください。損傷の兆候がみられる切削工具製品は、ただちに使用を中止し、修理、交換、もしくはリサイクルへの送付を行ってください。

切りくずや脱落部品などから身を守るため、機械に安全カバーなどの適切な保護装置を取り付けるとともに、適切な保護具を常に着用してください。

粉じんおよびミストによる危険:
粉じん被害を防止する適切な対策(換気、保護具など)がない場合、切削工具製品の再研磨や追加工は行わないでください。切削工具製品へ研磨、切断、焼き入れ、溶接などの作業を行うと、粉じんやミストが発生し、吸い込み、飲み込み、皮膚および眼球へ接触する可能性があります。これらの粉じんおよびミストにより鼻、のど、皮膚および眼球が刺激されるとともに、呼吸器障害の原因となる場合があります。切削工具材料の粉じんを長期にわたって吸入することにより、肺疾患を誘起させる可能性があることが報告されています。マウスおよびラットでの 2 年間にわたる研究によると、コバルトの吸入はガンの原因となります。

皮膚との接触による危険:
ノンコートの切削工具製品との長時間にわたる接触は、皮膚にアレルギー反応を起こすことがあります。切削工具製品を取り扱う際は、手袋の着用や皮膚との直接接触を回避するなどして皮膚のアレルギー反応のリスクを最小にしてください。コバルトおよび硬質金属材料は、繰り返しの曝露によりアレルギー反応を起こす可能性があります。敏感な体質の場合、喘息や湿疹の原因となることがあります。

使用の前には、各製品の安全データシートおよび関連情報をご一読いただき、内容をご確認ください。

予防対策:

  • 粉じんの発生および吸入を回避する。適切な排気装置を使用し、粉じんの人体への曝露が各国にて許容される値の範囲内にする。
  • 充分な換気ができないような状況の場合、有効性が承認された防護マスクを着用する。
  • 皮膚接触を回避する。適切な手袋を着用する。作業後は皮膚を入念に洗浄する。
  • 適切な防護服を着用する。必要に応じて衣服を洗浄する。
  • 作業現場内では飲食および喫煙をしない。飲食あるいは喫煙の前に皮膚を入念に洗浄する。
  • 必要な場合は保護めがねを着用する。
  • 適切な保護具を常に着用する。
  • 機械は、必要な保護装置、インターロック装置、およびその他の安全装置が装備され、かつ正常に作動することを確認して運転する。
  • 損傷した切削工具製品は使用しない。