ドアフレーム

ドアフレームの加工

チタン


ドアフレームは、航空機胴体のカーゴドアと乗客ドアの部分にあります。この部品は安全のために重要であり、胴体の開口部に生じる構造上の弱点を補うものです。

このような理由により、フレームは単に精密に加工されるだけではなく、大きな負荷にも変形しないことが求められ、主にチタンが用いられます。クラックの発生と拡大を防ぐためチタンはベータ構造に熱処理されますが、これにより工具の摩耗が著しく進行します。さらに、フレーム本体は補強材込みで最大 4 m の長さになり、ワーク変形を防ぎつつ高い切りくず排出量が求められます。そのため、最優先事項はプロセス信頼性です。


チタン構造部のダイナミックミーリング (HPC = High Performance Cutting(高能率加工))

ワルターのソリューション:
ハイパフォーマンスエンドミル Ti40

  • フル溝加工、ダイナミックミーリング、中仕上げおよび仕上げ加工ができる超硬ソリッドエンドミル
  • 5 枚刃オールラウンド工具
  • 刃先ホーニングにより安定性を確保した微小刃形状
  • 新しい PVD コーティングテクノロジー

利点:
荒加工、中仕上げ加工、仕上げ加工および高送りダイナミックミーリング加工での生産性向上。従来の ACN コーティングと比較して 50 % 長い工具寿命。


ポケット部底面および壁面の仕上げ加工(HPC)

ワルターのソリューション:
ハイパフォーマンスエンドミル Ti45

  • 新しい PVD コーティングテクノロジー
  • 深いポケットの加工が可能なロングリーチ形状
  • 仕上げ加工用多刃仕様

利点:
新しい PVD コーティングによる工具寿命の最大化と仕上げ加工における加工時間の短縮。従来の ACN コーティングと比較して 50 % 長い工具寿命。


CFRP(炭素繊維強化プラスチック)リベット穴の穴あけ加工

ワルターのソリューション:
Walter Titex ツイストドリル AF1D

  • 自己求心性のある AF1D 刃形状
  • 長い工具寿命を実現するダイヤモンドコーティング
  • 炭素繊維複合材料用に専用設計
  • CNC システムとドリルフィードユニットでの使用が可能

利点:
単方向および多方向炭素繊維複合材料の穴あけ加工に最適。ドリルフィードユニット使用時にも卓越した真円度と寸法安定性を実現。


スタック材への穴あけ

ワルターのソリューション:
Walter Titex 超硬ドリル AFT4A

  • ドリルフィードユニットと CNC システムに対応した設計
  • 大きなクーラントチャンネルを持ちつつ安定したデザイン
  • スムースで耐熱性に優れた窒化アルミクロム コーティング

利点:
ドリルフィードユニットでの使用のために専用開発。ポリッシュフルートと耐熱性に優れた ACN コーティングが、最適な切りくず排出を実現。