2017-02-07

プロセス信頼性と工具寿命を向上

ワルターは、大型ワーク用の新しい溝入れチップおよびホルダーシステムを開発しました。新クランプシステムにより、溝入れおよび溝の荒加工において、従来のソリューションと比較してより優れたプロセス信頼性を発揮します。より安定したチップクランプにより、径方向および軸方向それぞれの切削抵抗をより確実に吸収し、工具寿命を最大 30 % 長くします。

エネルギー産業にて使用されるタービンシャフトの長さは最大で 15 m、直径は最大で 3 m になります。そのような大型の鋳造、鍛造ワークの旋削加工は大きなチャレンジであり、最大 100 mm の幅および深さの溝加工もしばしばあります。このような加工において用いられる加工手順は、たとえば 19 mm 幅の溝入れを行い、その後段階的に溝を広げていくという方法で、拡溝ステップは、一般に 8 - 10 mm です。

この荒加工手順においては、切りくずを確実に高い信頼性をもって排出することが課題となります。新しいチップブレーカーとチップ材種は、良好な切りくず処理でオペレーターの安全性および加工プロセスの信頼性を高めます。さらに、新しいソリューションでは拡溝においてよりフレキシブルな加工が可能であり、ワークのコーナー R 指定に応じて、 1パスあたり幅 2 - 18 mm の広い範囲での拡溝加工を行うことができます。


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