2017-04-25

精密クーラントにより最大の工具寿命

ワルターは、FM5 と RM5 の全く新しいチップブレーカー2種の発売を開始しました。このチップブレーカーは特に、耐熱合金(ISO S)およびステンレス鋼(ISO M)の加工ユーザーに利益をもたらします。このチップブレーカーは、医療機器、食品・化学品産業において使用が増えている二相ステンレスの加工において、優れた結果を達成しています。この新しい荒加工および仕上げ加工用チップの主な特徴として、「ジェットガイダンスチップブレーカー」が挙げられます。スクイ面に設けられたクーラント溝により、クーラントは切りくず下部の切れ刃近傍へとガイドされます。適切な位置へクーラントを供給することにより、冷却効果を最大にし工具寿命を長くします。精密クーラントは、冷却と同時に切りくず処理の最適化にもつながり、生産性を向上するとともにワーク表面品質を改善します。

また、生産性の向上にはワルター独自の Tiger·tec® Silver コーティング材種も寄与しており、3 種類の耐熱性に優れた PVD-Al2O3 コーティング(WSM10S、WSM20S、WSM30S)および CVD 材種(WMP20S)から選択可能です。2つのジェットガイダンスチップブレーカーのうち、FM5 は、仕上げ加工において最適な切りくず処理を実現し、RM5 は、荒加工における最適なクーラント供給を可能にします。切れ刃のデザインも一新されており、ダブルポジマクロデザインの切れ刃が、ノッチ摩耗とクレーター摩耗を低減します。RM5 / FM5 の両方とも、ジェットガイダンスチップブレーカーとの組み合わせを念頭に設計されたワルターの精密クーラント旋盤工具ホルダーとのコンビネーションで最高の加工結果を達成できます。もちろん、どちらのチップブレーカーも、標準の ISO 旋削ホルダーにて汎用的に使用することも可能です。


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