2017-08-08

Starrag と Walter AG:タービンテクノロジーデイ 2017

シュタラク(Starrag)社と ワルターは、5 回目となるタービン製造業者の出会いの場である「タービンテクノロジーデイ 2017」に皆様をご招待しました。両社が共同での開催は今回が既に 3 回目となりました。19 の国からの 200 人を超えるお客様が、より生産的で信頼性の高いタービン製造について知るためにシュタラク社の本社所在地であるボーデン湖畔のロールシャッハーベルク(スイス)に集まりました。なんと言っても現在航空宇宙産業は活況を呈しており、またエネルギー産業においてもガスタービンに対する需要が増加しています。その結果としてOEM およびサプライヤー企業は、生産量の増加と厳しい品質基準の達成を同時に実現しなければなりません。しかもグローバル化に起因する競争環境の激化も同時進行しています。

シュタラク社とワルターにとって航空宇宙産業およびエネルギー産業は戦略的に重要な産業セクターであり、これらの業界において両社は緊密なパートナーシップにより常にお客様向に個々のアプリケーション専用のソリューションを開発しています。シュタラク社の CEO ワルター・ベルシュ(Walter Börsch)は、このアプリケーション別のアプローチを競争力を強化する生産性の飛躍的な向上のためのカギとなるものと考えていて、「私たちには、機械、工具および装置技術、さらにソフトウェアならびに自動化もカバーする豊富なプロセスノウハウがあります。これにより私たちは、私たちの主張である『Engineering precisely what you value(お客様にとって価値ある精密なエンジニアリング)』に違うことなく、単にシュタラク製の機械だけでなく、お客様の要求事項に合わせて適切にカスタマイズされ最大のメリットを保証する生産システムを提供することができるのです。」と話しています。

Walter AG もまた将来予想される課題について取り組んでいます。ワルターは、お客様に工具から加工方法に至るまでのプロセス全体を提供しています。Walter AG の CEO であるミルコ・メルロ(Mirko Merlo)はデジタル化の重要性を強調し、「デジタルソリューションは最新の加工の未来の姿です。もはや単に、旋削、ミーリング、穴あけおよびねじ切りといったことだけが問題なのではありません。完璧性と精密性が基本の前提条件となります。」と言っています。 ワルターは工具の枠を大きく超えるソリューションを提示します。そのためには、テーラーメイドの効率的なプロセスが重要な前提条件となります。その一例としてこのイベントを訪れたお客様には、スマートグラスを使用してデジタルネットワーク化とインダストリー 4.0 についての映像をご覧いただきました。 基調講演者である韓国企業ハンファテックウィン(Hanwha Techwin)社のエンジニアリング部航空宇宙および防衛産業グループ責任者であるユン・ヒョンス(Yoon HyunSoo)氏は、革新的な加工システムによる自動化がどれほどの成功をもたらすかについて報告しました。シュタラク社との協同により氏は、柔軟な加工システムとロボットオートメーションによりエンジン部品生産の効率を 42 % 向上させることに成功しました。氏は、新しい技術の可能性について継続的に研究し、それを実践の場に展開していかなければならない、と確信しています。

タービンテクノロジーディではそのための数多くのアプローチが紹介されていました。シュタラク社とワルターは共同で 14 のステーションを展開し、生産性を向上させるための具体例について紹介しました。特徴のある例として、従来の方法と比較して最大でコストを 60 % 節約できる新しいバレルおよびコーナー R エンドミルによるブリスクの加工を挙げることができます。シュタラク社とワルターは加工実例に加えて、デジタル化と最新のソフトウェアにより実現可能な改善の可能性がどれほど多様なものであるかについてもご紹介しました。このイベントには、工具システムからソフトウェアまでのプロセスチェーンにおいて非常に重要な役割を果たす、クーラント、点検および測定技術といった製品を手がける 9 社のコンピテンスパートナー企業も参加しました。未来の加工についてさらに深く知りたいとお望みのお客様に対するオプションの第 3 日目のイベントとしてワルターは、テクノロジーセンターを含むテュービンゲン(ドイツ)の本社見学を行いました。


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