2019-04-06

サイクルタイムを短縮する特殊ソリューション

ワルターのボーリング加工用特殊工具

ワルターは縦置きチップ配置の新しい特殊ボーリング工具を開発しました。特に高い要求を持つ自動車産業などの顧客に対応します。高い送りが可能となるチップ縦置きシステムは従来ミーリング工具において採用されていましたが、これをボーリング工具に適用しました。チップを径方向に配置する従来工具とは異なり、縦置き工具には大きなフルート部は必要ありません。

きわめて安定性に優れた工具コアと独自のチップブレーカー形状の組み合わせにより、表面品質の向上に加えて、 逃げ面形状の工夫により有効逃げ角を小さくし、ビビりを抑えます。四角形状のチップは、任意の角度に設定できます。72° および 90° では、二番切れ刃がワイパー刃としても機能し、さらにビビりを抑え静かな加工を実現します。この特殊ボーリング工具は、深さ 4 × Dc の加工が可能であり、直径 24 mm から 3 枚刃仕様を実現します。

本工具により、多くの場合にて荒加工および仕上げ加工を一つの加工プロセスに単純化し、高い送りによって加工時間を短縮します。安定性、チップレパートリーの幅広さ、4 + 4 枚刃チップの経済性、高い精度がこの工具のもう一つの特徴であり、タービンハウジング、ミッションケース、ギア、シリンダーボアおよびステアリングナックルなどの鋳鉄、クロムニッケル鋼、アルミニウム製部品に最適なソリューションです。特に、2 - 7 mm の大きな取り代の加工に適しています。

画像データ:印刷用画像データは下記のリンクより入手できます。
https://mediabase.walter-tools.com/Go/huyHzG7h