ワルターは、Advance(アドヴァンス)製品ラインの超硬ドリル X·treme Evo により新しい製品ファミリー DC160 を市場にお届けします。
すべての被削材、工作機械、穴あけ加工に対応すべくワルターがお届けするオールラウンド工具
この工具は、3 つの観点における汎用性を備えています:すべての ISO 被削材グループに対応。傾斜穴入口および穴出口、ワーク端部近くの穴、あるいは凸面および凹面の穴など種々の加工に対応。あらゆる機械コンセプトに対応:工具回転式の機械、軸方向および径方向(アングルヘッドによる)の加工、マシニングセンタあるいは立型の工作機械、旋盤にも対応可能です。最初に導入される X·treme Evo は、3 および 5 × Dc の内部クーラントなし仕様、および5、8、12 × Dc の内部クーラント仕様です。DC160 バージョンの他に、Advance 製品ラインには段付きドリル Advance DC260(内部クーラントあり / なし)もあります。X·treme Evo の最大の長所は、長い工具寿命、高い生産性、そして優れたプロセス信頼性にあります。
X·treme Evo では新たに、材種 WJ30ET(完全コーティング)と WJ30EU(ポイントコーティング)がお求めいただけます:靭性に優れた超微粒母材と AlTiN 基層へのワルター独自の TiSiAlCrN / AlTiN 多層コーティングの組み合わせ。高い切削条件においても卓越した耐摩耗性と長い工具寿命を達成します。急傾斜のシンニング部とドリルビット近くにある第 4 のガイド面も新たな特長です。急傾斜のシンニング部は送り分力を低減し、位置精度を高めます。低い位置にある第 4 のガイド面はすばやく食い付き、特に傾斜穴入口および出口におけるドリルのガイドを最適なものにします。X·treme Evo の新しい先端刃形状は中心部における切りくずスペースを大きなものにし、特に軟質被削材加工時の切りくず排出を改善します。