2020-04-28

Walter Cut UX 重切削溝入れ工具

チップ幅 19 mm までを標準ラインナップ

プロセス信頼性に優れる重切削溝入れ加工:ワルターは、最新の重切削溝入れ工具システム UX の発売を開始しました。溝入れホルダー G2016-P および UX 溝入れチップは、10mmを超える切削幅での重切削溝入れおよび拡溝加工向けに専用開発されたものです。本工具の発売開始に伴い、これまで特殊品にて対応していた 12 mm および 19 mm 幅の溝入れ工具は、今後標準品として供給されます。UX 溝入れ工具システムの特長:UX 溝入れ工具はチップ縦置きデザインを採用しています。ホルダーとチップはスクリュークランプに加え、アキシャル方向に凹凸がはまり合うことで、より安定して固定されます。この構造により、重切削加工においてもチップのゆるみや脱落はありません。UX チップ向けに新規開発された GD2 チップブレーカーは、高い負荷から切れ刃部を保護するエッジチャンファーとポジブレーカーとのコンビネーションにより、低抵抗な切削アクションと良好な切りくず処理を、大きな溝入れ深さや送り(f = 0,2 - 0,6 mm)においても実現します。

UX システムの導入により、当社の溝入れ工具レパートリーは標準品の最大チップ幅が 10 mm から 19 mm へと拡張されます。UX チップは、当社配送センターに常時在庫され、1 個から発注可能です。本工具の主な用途は鉄系ワークおよび鋳鉄系ワーク、例えばジェネレーターシャフトやタービンシャフトなどの大型発電機器部品への溝入れ加工において、高い安定性およびプロセス信頼性を発揮するほか、造船および一般部品加工における大物ワークにも最適です。チップ材種には、耐摩耗性に優れる Tiger·tec® Silver MT-CVD 材種を採用しており、工具寿命および加工の経済性を最大化します。