2020-02-04

ショルダー部溝入れ加工用 MX 溝入れ工具

ワルターは、干渉のあるショルダー部の溝入れ加工を可能にする MX 溝入れホルダー G3051-P および MX22-2L/R チップの発売を開始します。

新しい溝入れホルダーおよびチップ(右勝手および左勝手)からなるこの工具システムは、チップが 3° の傾き(スラント)を持ってホルダーに取り付きますが、切れ刃はワークに対してフラットになるよう設計されています。これにより、ワークのショルダー部端面とチップとの干渉を避けつつ、ショルダー部への深い溝入れ加工が可能になります。溝入れホルダーは、シャンク寸法 12 - 25 mm で精密クーラントに対応します。チップは、4 コーナー使い精密研磨級の MX チップで、チップブレーカーは溝入れ加工用 GD8 または仕上げ旋削加工用 VG8 から選択できます。このうち、VG8 チップブレーカーは、狭隘部の仕上げ加工専用に特別に開発されたものです。

新ブレーカーにより、狭い空間における仕上げ旋削加工が可能になり、従来のISO旋削チップ(VBGTなど)と比較して大幅に素材を節約できます。溝入れ工具 G3051-P は、バーフィーダー付き旋盤、マルチスピンドルマシン、および自動盤にて使用可能で、最大溝入れ深さは 5 mm、チップ幅は1,5 - 3 mm となっています。例として、自動車産業におけるカムシャフトなど小型部品の量産加工、および医療精密部品の加工などに適しています。MX 溝入れ工具システムは、チップ縦置きデザインにより大きなチップ座接触面を持ち、特許取得済みのフィットピンが確実な位置決めを行うため、高い安定性、精密性、繰り返し精度、そして卓越した溝底面の平坦度および表面品質を達成できます。また、独自のPVD Al2O3 コーティング技術である Tiger·tec® Silver テクノロジーと、素材の大幅な節約が可能な VG8 チップブレーカーにより、長い工具寿命および優れた経済性を実現します。​

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