2020-11-17

ワルターのリモートエンジニアリング

テクノロジーセンターでの開発作業に顧客がリモート参加

ワルターは、独テュービンゲンの本社テクノロジーセンターにおける新規ワークならびに被削材の加工プロセス開発プロジェクトへ、顧客のリモート参加を推進しています。2020 年 3 月より開始した「リモートエンジニアリング」サービスは、オンラインで当社と顧客を結び、テクノロジーセンターへ出向くことなく、顧客のプロセス開発作業への参加を可能にしています。リモートエンジニアリングのために、当社テクノロジーセンターの工作機械にはカメラおよびマイクロフォンが取り付けられており、画像、加工音およびすべての加工パラメータをライブ配信で顧客に中継できます。

テクノロジーセンターマネージャーの Dr. Vikki Franke は、「移動および接触の制限により、リモートエンジニアリングの需要はかつてなく高まっています。ワルターは、顧客と当社エキスパートをバーチャルに結び付けることにより、加工プロセスを工作機械において直接かつ一緒になって評価し、結果を討議し、疑問点について答えることを可能にしています。この方法により、複雑なワークの加工開発作業なども、顧客と共同で効率よく実施できます。顧客の反応はきわめてポジティブです。リモートエンジニアリングは、出張に関わる時間とコストを減らし環境保護にもつながるため、将来ますます重視されると考えています。」と述べています。

ワルターのテクノロジーセンターは、最新の切削加工およびコミュニケーションテクノロジーを導入しています。加工手順およびプロセスのテストは、テクノロジーセンターにおいて実際の製造環境を再現して行われ、顧客の製造ラインを止める必要はありません。加工ソリューションの開発にあたっては、顧客サイドのプロジェクト担当者との綿密な共同作業を実施します。リモートエンジニアリングにより、テクノロジーセンターからのライブ映像によって現場での立ち合いを代替します。顧客は、テクノロジーセンターの全工作機械に搭載されている Comara appCom 加工アシスタントシステムにより、すべてのパラメータをリアルタイムで確認でき、カメラとマイクロフォンでの中継により、加工のプロセス信頼性、工具摩耗、および加工全体の結果について評価できます。