2021-02-24

Tiger·tec® Gold: さらなる領域へ ~ 穴あけ加工に対応

新しい用途に対応する最新 Tiger·tec® Gold PVD コーティング材種 WSP45G

ワルターは、最新コーティングテクノロジー Tiger·tec® Gold のレパートリーを拡張し、発売を開始しました。2018 年に発売を開始し、長い工具寿命と高い切削パフォーマンスによりミーリング加工用 CVD コーティング材種のベンチマークとなった WKP35G に続き、今回発売が開始された新しい PVD コーティング材種 WSP45G は、穴あけ加工にもその用途を拡張しています。WSP45G は、PVD(物理蒸着)コーティング法にてアルミナ(Al2O3)多層被膜を施す世界で唯一のテクノロジーを採用しています。新材種はアルミナ被膜の結晶度をより高め、さらなる耐摩耗性および耐熱性を発揮します。アルミナ被膜の ”耐熱シールド” 効果により、耐逃げ面摩耗性を発揮する TiAlN 層および超硬母材は切削熱から保護され、ステンレス系ワークやチタン合金など、熱伝導性が低く切削熱が刃先に集中する難削性被削材の加工において、薄膜コーティングによる切れ味と耐熱性および耐摩耗性との両立を実現します。またブライトゴールド色の窒化ジルコニウム(ZrN)コーティング表面は摩耗の視認性を高め、使用済みコーナーを容易に見分けることができます。

Tiger·tec® Gold WSP45G チップ材種は、3 種類のチップ交換式ドリル用チップにおいてレパートリーされ、さまざまな用途にご使用いただけます。B321x は、Φ 10 - 18 mm の比較的小径領域をカバーするチップ交換式ドリルで、超硬 / HSS ソリッドドリルの代替として活用できます。D3120 は、外周刃および中心刃に 1 種類のチップのみを使用するため、購入および使用時における煩雑さがなく、部分ねじれフルートの高剛性ボディにより旋盤での使用に最適であり、特に摩耗の進行が早い X オフセットでの旋削穴あけ加工において WSP45G とのコンビネーションにより最高の結果をもたらします。D4120 は、マシニングセンタにおける高精度の穴あけ加工に最適で、加工径は Ø 13,5 - 59 mm の幅広いレパートリーから選択できます。