難削材(ISO S)加工では、鉄系・鋳物系ワークに比べてより幅広いレンジのワーク材質が存在します。これに対応するため、Walter は難削材加工用に2つのチップブレーカーを開発しました。耐熱合金(例:インコネル 718)用の Walter NMS と NRS、チタン合金(例:Ti6Al4V)用の Walter NFT / NMT / NRT があります。

耐熱合金の加工において主に見られる摩耗として、ニックの形成と構成刃先の発生があります。これに対してチタン加工においては、チップはまず第一にクレーター摩耗に対する十分な強度が必要になります。

性能と利点:

  • 切削抵抗の低減により不安定なコンポーネント(例:タービンケーシング)の確実な加工が可能
  • 高耐熱性合金の切削加工において熱の発生が減少
  • Tiger•tec® WSM10 および WSM20 コーティングにより NMS / NRS チップブレーカーの寿命が最大 150 % 向上
  • NMS チップブレーカー:中荒加工 / 中仕上げ
  • NRS チップブレーカー:荒加工